第23講
<テキスト>
第23講では、航空運送状(Air Waybill、AWB)の作成演習を行いました。
テキストでも述べたとおり、本講の内容はこれまで学んだことの全てを使う総合演習になります。
よって、後半パートだけでなく、前半パートの内容も駆使しなくてはいけないところもあります。
例えば、Airport Code を記載する欄についてですと、同じ都市に複数の空港がある場合がありますから、都市名から City Code
を調べて記載するだけでは不十分ということになります。
Airline Code については、Routing
で指定されている便名の頭についているアルファベットがその2桁Codeだということを思い出す必要があります。
もちろん、後半パートの内容は運賃計算から、S/I から AWB への記載方法まで全て出てきます。
本講の演習で、少しでも不安なポイントがあるようでしたら、戻って復習して、確信を持てるようにして下さい。
<確認テスト>
今回は、S/I から AWB を作成する総合演習でした。
過去のディプロマ試験では AWBの作成演習問題(記述式)が出ていました。
しかしながら、このところは回答形式が全て選択になったこともあり出題されなくなりました。
しかしながら、航空貨物運送業務においてAWB作成のスキルは重要です。
今後、ブランクフォームに選択式穴埋問題の形式で出題される可能性はゼロとは言い切れません。
きっちりと作成方法を身につけておきましょう。
なお、「Handling Information」欄は、S/Iの「HANDLING INFORMATION AND REMARKS」に記載の
Attached Documents だけでなく、荷印(MARKS & NUMBER)まで記載されて正答になります。
1つの記載欄に、違う場所からの情報をもってこなければならないため、忘れがちですので、ここは注意して下さい。
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