第2講
<テキスト
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第2講では、国際航空貨物運送の流れと、用語についてのレクチャーでした。
流れについて補足説明をいたします。
講座中では、利用航空運送事業者(航空フォワーダー)と、IATA代理店を別の存在(企業)として説明しています。
世界的にはこれは正しいのですが、1講のレクチャーにあったとおり、日本では航空フォワーダーとなるにはIATA代理店である必要があります。
よって、日本では基本的に航空フォワーダーとIATA代理店は一致します。
また、通関手続きを行う通関業者(Customs Broker)についても、日本では航空フォワーダーが兼業している場合が多いようです。
□第2講は、IATAからのTEXTBOOKでは下の部分に該当します。
「Module2 THE AIR CARGO AGENCY」、
「Module8 CARGO BOOKING PROCEDURES」
別冊資料集には、以下のポイントについて追加説明を掲載しています。
・混載業者(Consolidator、Air Freight Forwarder)の機能と役割
・貨物運送予約(Cargo Booking)
・航空運送における電子化
<確認テスト>
第1講、第2講の内容については、多くの問題が航空運送の概論的な内容です。
これまでのディプロマ試験では、TEXTBOOK の内容順に出題される傾向があります。
その意味では、Module1、2、8、9に散らばっている両講の問題は序盤と中盤に分かれていることになります。
概論的な内容ですので、難しい問題はありません。
しかし、試験に持ち込むことができる資料(OAG and TACT)に掲載されていない部分でもあります。
そのため、基本的な試験対策としては、持込み資料に書き込んだ自作ノートを使うことになります。
試験直前に作るのでは時間が足りなくなる可能性があります。
なるべく早いうちに、本講座の別冊資料集とTEXTBOOK、そして過去問を照らし合わせてノートを作って下さい。
その中で特徴的な英単語については要チェックです。
そういった単語と、実際の試験の問題文と照らし合わせることで正答を導き出せるものがほとんどです。
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